携帯電話の電気通信工事という仕事
携帯電話は移動しながら使うと、途中でたくさんの無線基地局を乗り換えながら通信を続けます。
無線基地局がカバーするエリアは、広くても半径数十キロメートル、狭いところでは半径数メートル。
技術が日々進化しており、基地局のアンテナ工事は日々たくさん行われています。
野尻技建では、通信速度や周波数が次々に変わる中で、アンテナの取り換えや設置を日々行っております。
携帯電話の電気通信工事という普段の生活では目に見えない仕事ですが、携帯電話の通信という皆様の日々の便利のための環境を支えてまいります。
仕事の流れ
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01設計
NTTドコモから諸元・設計図書が届くので、図書を元にアンテナ設置場所に「何個のアンテナを設置するか」「カバーしたい方角はどちらか」を決めます。
決めた情報を元に設計図をCADを使って作成します。
設計図は野尻技建の設計担当者が作ります。
実際に現地に行って設計をする前に現地調査をすることもあります。
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02材料の設計・発注
アンテナを付ける為に、周辺機器の材料の設計や発注も行います。
アンテナを支える為のフレームや鉄骨、配線などは、現場ごとに材料が異なります。
1件ずつ、現場に合わせた材料の設計や発注などの準備も行います。
また、材料を現場に運んで組み立てる作業も行います。
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03施工工事
基礎工事、電気通信工事、配線作業、高所作業などを行います。
現在は4名のチームを組み、現場ごとに1~3日かけて作業をします。
朝、会社に集合してから現場に向かい、会社に戻って報告・確認作業をして解散となります。
現場が遠方の場合は現地に泊まって作業にあたることもありますが、基本的に日帰りです。
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04試験・完了
作業が完了したら、自分たちで施工したものの性能・動作の確認を行います。 性能・動作確認確認のことを「試験」と呼びます。 試験が完了したら、クライアントに完了報告書を提出し、全体の作業が終了します。